アート思考を取り入れたビジネスコンサルティング
既存事業、現状の業務改善の積み重ねを出発点とする”フォアキャスティング”思考型のコンサルティングアプローチでは、従来の延長線上のビジネスにしかなりません。
それに対し、アート思考を取り入れたアプローチは、初めに望ましいあるべき未来像を描き、そこから「逆算」して、現在のアクションへ落とし込む”バックキャスティング”型のアプローチでDXテーマ等の検討を考えます。
「アート思考」とは、会社やクライアントの要求に合わせるだけでなく、アーティストが作品を生み出す「個人の自分軸」、「自分目線」、「革新的なアイデア」で社会における課題について新しい視点で捉えつつ、自らの在り方と向き合って未来像検討プロセスを作り上げることです。
出所)Joumal of Design and Science「Age of Entanglement」( 2016/1) 、一橋ビジネスレビュー 2017年SPR.64巻4号( 2017/3) を基に作成
弊社ならでは(アートデザイン事業実施)の
アート思考への取り組み
アート思考の方法
「アート思考」によってイノベーティブな未来像と提供価値を模索し、最も収益が得られる自社の在り方をサイエンス思考で論理的に導きだすことが、DXテーマを考える為の方法です。
「アート思考」の方法は、実際にアート作品をつくるものや、その思考プロセスのみを応用し、特徴的な要素を取り出すと概ね、以下のように定義することが出来ます。
①自分の感性に基づいて判断する
思考プロセスで生まれるさまざまなアイデアのよしあしは、検討する人が自分の論理観や美的感覚に基づいて判断する。
これは、ユーザの行動や心理に基づくデザイン思考や、数値や論理的整合性に基づくロジカル思考と大きく異なる点です。
②文脈を理解する
自社の価値を捉える為に、自社に関連する物事の成り立ちや現在までの歴史を文脈として理解し、未来像を描く助けとして一般的な未来予測を参照したりします。
③創造と破壊を繰り返す
検討したアイデアを可視化し、自分たちが本当に求めているものなのかを確かめる。
特に、前提となっている概念を疑ってみる思考が大切で、創造と破壊を繰り返すことが重要です。
④他分野の専門家を巻き込み、新しい視点を取得する
社会学者、哲学者、他分野の業界リーダ等と、社会を新しい視点で、企業の枠を超えた議論をする。
未来像を描くことからスタートする
既存事業の改善を積み重ねていくアプローチでは、従来の延長線上のビジネスにしかなりません。 従って、初めに望ましい未来像を描き、そこから「逆算」して現在のアクションへ落とし込んでいくバックキャスティング型のアプローチでDXテーマを検討することが必要です。
「アート思考」を取り入れたあるべき未来像の検討プロセス
パフォーマンス(コンサルティング実績)
■主な実績
ビジネスコンサルティング